そもそも赤ちゃんの粉ミルクはなんで70℃以上のお湯で溶かさないとダメなワケ?
子育て中は
一日が粉ミルクを作る事に始まり、
粉ミルクを作る事で終わる位、
かなりの時間を費やしている方も多いでしょうね。
ホントにご苦労様です。
当時、うちでは母乳を与えていたので
その分父親としては楽だったのかもしれません。
それでも、振り返ってみるとかなりの作業だったことを覚えてます~!
粉ミルクって
作ること自体はとても簡単なんですが、
その作るまでと作った後の段取りといいますか、
用意やら後始末ってのに時間を取られます。
その為にかなりの作業になってしまうのですよね。
しかも、その時って夜中だったりする訳でしょ!
もう、寝不足にはなるわ、
子供の泣き声で近所の迷惑も気になるわで
精神状態もホント鬼気迫る感じでした。。。( ;∀;)
そもそも粉ミルクを作る時ってお湯を沸かしますが、
沸騰させないといけないでしょ!
夏はまあまあ早めには沸きますよ!しかし、超暑い。。。
冬なんて、「いつまで掛かってんじゃ~!」って位
沸きませんってか、沸かない気がしてました。。。
その間、お腹を空かせた子供はギャーギャー言って
「(お利口さんに)泣きながら」待ってますわな。。。(/ω\)
水道水には
消毒の為にカルキとかの塩素が含まれているから
沸騰させてそれを抜かないといけないのは理解はしてました。
だから、沸騰させて数分間は石になって耐えてましたわ。
沸いたお湯で粉ミルクを溶かす時って、少し冷ますじゃあないですか~?
この辺りになるとなんか
「どうしてなのか?」は吹っ飛ばして、
「こうせねばならぬ~!」的にやってましたね。
今更なのですがね、この粉ミルクを70℃まで下げるのって何故なんでしょうか?
粉ミルクを70℃以上のお湯で溶かすワケってのが知りたくなったのです~
この事はきっと今現在の「子育て中の親御さん」の為にもなる筈!
って事でね、調べてみましたよ~
もう知っている方には無用の知識でしょうからスルーしてくださいね!宜しくお願い致します~!
粉ミルクを70℃以上のお湯で溶かさないといけない訳とは?
沸騰したお湯を冷ますのは、火傷をしない為の様ですね。
そして、70℃以上のお湯を使うと言う事になります。
この温度設定の、
なんと、理由が凄かった!
「粉ミルク中の病原菌を殺菌する為!」っときました~
粉ミルクの中に病原菌がいたなんて、、、(-_-;)
信じられない事実ですよね。
今の時代は工場だって最新の設備で
無菌状態で作られているのではなかったのか~?
それが正直な感想です。
私が子育てしていた当時(昭和から平成)ならまだしも、
現在は令和ですよね!
まだ、病原菌って粉ミルクに含まれてるんですか???
はい、無菌ではないんだそうです!!!((+_+))
なんと、ごく微量ではあるらしいですけども、
粉ミルク自体とか、溶かした粉ミルクに
「サカザキ菌」とか「サルモネラ菌」という名前の
細菌が入っていることがあるのだそうな。
今でもズーっと問題視されているんですって。
これらの菌の赤ちゃんに与える影響については
今回は書きませんので、
もし知りたい方がいればググっていただけるとありがたいです。
これらのサカザキ菌とかサルモネラ菌って、
乾燥した粉ミルクの中でも生存は可能なのだとか。
開封後の粉ミルクに混入して、長い間生存することもあるのだそうです~
(1年以上生存したという報告ってのもあったりします~!)
乾燥した中ではそれらの菌は増殖はしないみたいですけども~
粉ミルクは水分を加えるでしょ!
だから粉ミルクの中に
「サカザキ菌」とか「サルモネラ菌」が存在した場合で
且つお湯の温度が低かった場合、
その中で急激に増殖してしまいますよ~(ひぇ~!!!)
あとは哺乳瓶とかねスプーン、
授乳に使う乳首等に菌が付いている場合もあります~
(この辺は想定内でもありますがね。)
だから哺乳瓶やらスプ―ンやら乳首は
殺菌消毒しておくことを習慣づけていないと
ダメなんですよね。
あと、親の手についている雑菌なんかも
石鹸でよく洗っておかないといけないでしょうなぁ。
こういった菌を殺菌する為にも
お湯の温度は70℃以上でないとダメ
なのだそうです。
70℃以上のお湯で粉ミルクを溶かしたら、
今度は短時間で冷まして、
赤ちゃんの飲める温度にしないといけません。
ここで、もたもたしてたら菌の増殖になってしまう事もあるのでね。
短時間で冷ましましょ~
そして、すぐに飲ませてしまいましょ~
残ったミルクは保存しない様にして、
もし2時間以上も置いておいたならそれは捨てましょうね~
参考までにアルピナウォーターのウォーターサーバーのお湯の温度と冷水の温度のご紹介です。【口コミ】
ウォーターサーバーのお湯の温度なんですがね。
アルピナウォーターのものはお湯が80から90℃の間位。
これって「サカザキ菌」とか「サルモネラ菌」を殺菌するのに使える温度です。
しかも水道水と違ってカルキなどの塩素を含んでいないRO水なんで沸騰させないでも安心して使える水です。
つまり、ウォーターサーバーからそのまま直接お湯をとって粉ミルクを溶かせばいいってことになりますね。
あと、冷水なんですがね。
こちらは5℃です。
最初に、出来上がりよりも少ないお湯でよく粉ミルクを溶かしておいてから、
今度は冷ますのに冷水を使って出来上がりの分量まで冷水を加えて同時に冷やす。
これで後は、適温まで水道水で外側から冷やしていけばかなり時間短縮になりますね~
まとめ
どうでしょうか?
70℃以上のお湯で粉ミルクを溶かすってのは
「サカザキ菌」とか「サルモネラ菌」を殺菌できる温度であるからだったのでした~!
今でも粉ミルクの中のこれらの菌は無くせないって事にも驚きましたが、
やはり赤ちゃんにとって安全なミルクを作る為には外せない温度だった訳なんですね~
当時は訳も分からずに70℃のお湯を作ってミルク作りを行ってましたが、
やっとこさ、これで納得できました~
良かったです~!!!
頭のモヤモヤも晴れましたよ~
もしこの記事が現在、
子育て中の親御さん方の役に立つことがあればうれしいです。
それではまた~!!
ここまで読んで頂きましてありがとうございました。
嬉しい楽しいついてます。
感謝。
泉水善光