理由はないのに、なんだか気分が重い。心がモヤモヤして、やる気が出ない…。
そんな経験はありませんか?
それは、あなたの心が
- 「少しだけ疲れているよ」
- 「不要なものを手放したいよ」
と送っているサインかもしれません。
この記事では、そんな心のモヤモヤをスッキリさせるための「心のデトックス習慣」として、スピリチュアルな視点から「瞑想」と「浄化」の方法を、初心者の方にも分かりやすく解説します。

「瞑想って、なんだか難しそう…」

「浄化って、特別な道具が必要なんじゃないの?」
大丈夫です。
この記事でご紹介するのは、自宅で、誰でも、今日からすぐに始められる簡単な方法ばかり。
あなたの心をクリアにし、本来の自分らしさを取り戻すための第一歩。
ぜひ、リラックスして読み進めてみてくださいね。
※お風呂に塩を入れると良いという内容もありますが、お風呂の故障につながることもあるそうです。ご自分の判断で行うようにしてください。当方ではその事による責任は取れません。ご了承ください。
1.なぜ必要?心が疲れた時の「浄化」と、頭を空にする「瞑想」の効果
そもそも、なぜ「瞑想」や「浄化」が心を整えるのに良いのでしょうか?
少しイメージしてみてください。
あなたの心がお気に入りの「お部屋」だとしたら、どうでしょう?
毎日生活していると、部屋には自然とホコリが溜まったり、脱いだ服がそのままになったりしますよね。
それを放置していると、なんだか居心地が悪くなって、気分まで落ち込んでしまう。
心もそれとまったく同じです。
日々の生活で感じるストレスや他人からの言葉、あふれる情報といった「エネルギーのホコリ」が少しずつ溜まっていきます。
そんな時に「浄化」と「瞑想」は役に立つのです。
この2つを習慣にすることで、心はいつもクリアで快適な状態に保たれ、
- 気持ちが前向きになる
- 直感が鋭くなる
- ぐっすり眠れるようになる
といった、嬉しい変化を感じられるようになるかもしれません。
難しく考えず、まずは「心の大掃除と空気の入れ替え」くらいの気軽な気持ちで始めてみましょう。
浄化とは「心のお掃除」
「浄化」とは、この心のホコリをきれいに払い、お部屋全体をスッキリさせる「お掃除」のようなものなのです。
心に溜まった他人の感情やネガティブなエネルギー、自分自身のストレスなどをキレイにしてクリアな状態に戻すことをイメージするとよいと思います。
瞑想とは「部屋の空気の入れ替え」
「瞑想」とは、お掃除できれいになった部屋の窓を大きく開けて、新鮮な空気を入れ替えるような時間をさします。
静かに自分と向き合うことで、ごちゃごちゃになった思考が整理されて心のコンパスである「自分軸」の声が聞こえやすくなります。
↓↓↓スピリチュアルの全体像については、こちらのまとめ記事をご覧ください。
2.自宅でできる!心の浄化方法3選
浄化は「心のお掃除」というイメージです。
日々の生活で知らず知らずのうちに受け取った、自分のものではないエネルギーや心の重りを手放すイメージですね。
「浄化」と聞くと少し特別な響きがあるかもしれませんが、実は日本で古くから伝わる暮らしの知恵のようなものもたくさんあるんですよ。
今回は、その中でも特に手軽に始められる3つの方法をご紹介します。
① 日本古来の浄化法「塩」の力
日本人にとって最も身近な浄化アイテムといえば、やはり「塩」ではないでしょうか。
神社の「お清めの塩」のように、塩には古来より、ネガティブなエネルギーを吸い取り、場を清める力があると言われています。
使う塩は、食卓塩ではなく、海のミネラルをたっぷり含んだ「粗塩」や「天然塩」がおすすめです。
スーパーの食品売り場で手軽に購入できますよ。
●塩風呂で全身デトックス
一番のおすすめは、湯船に粗塩を入れる「塩風呂」です。
やり方
- いつも通りにお風呂を沸かします。
- 湯船に、粗塩をひとつかみ(大さじ2〜3杯程度)入れ、よくかき混ぜて溶かします。
- ゆっくりと湯船に浸かり、深呼吸しながらリラックスします。
一日の疲れや、人から受けたネガティブな感情が、汗と一緒にじんわりと溶け出していくような、格別なスッキリ感を味わえますよ。
【大切な注意点】
追い焚き機能や給湯機能がついたお風呂の場合、塩分が配管を傷つけ、故障の原因になる可能性があります。
塩風呂を楽しんだ後は、すぐにお湯を抜き、浴槽や配管をシャワーで軽く洗い流すようにしましょう。
また、肌が弱い方はピリピリと感じることもあるので、少量から試してみてくださいね。
大理石や檜(ひのき)など、特殊な材質の浴槽では使用を避けましょう。
●お守りとしての「持ち塩」
小さな和紙やポチ袋にひとつまみの粗塩を入れ、カバンやお財布にそっと忍ばせておく方法です。
人混みに出かけた日など、あなたをネガティブなエネルギーから守ってくれる小さなお守りになります。
定期的に新しい塩と交換しましょう。
② グリーンで癒やされる「植物」の力
生命力にあふれる観葉植物は、まさに「天然の空気清浄機」。
お部屋に置いてあげるだけで、その場の空気を物理的にきれいにしてくれますね。
それだけでなくエネルギー的にも整えてくれて、私たちの心を穏やかにもしてくれます。
見ているだけでホッとする、グリーンならではの癒やしの力で空間を満たしましょう。
やり方
特別なことは何も必要ありません。
直感で「好きだな」と感じた植物を、お部屋に迎えてみましょう。
サンスベリアやアイビーなどは空気をきれいにする効果が高いとも言われています。
植物が元気に育つように、愛情を込めて日々お世話をすること自体が、あなた自身と空間を浄化する最高のアクションになります。
時々、葉のホコリを優しく拭いてあげるのも良いでしょう。
ペットと暮らしている方へ
植物の中には、犬や猫にとって有害な種類もあります。
ペットがいるご家庭では、お迎えする前にその植物が安全かどうかを必ず確認してくださいね。
③ 心地よい「音」の力でクリアリング
目には見えませんが、「音」が持つ心地よい響きや振動は、よどんだ空気や私たちの心を優しく洗い流してくれる力を持っています。
特別な道具は必要ありません。
あなたの身の回りにある「心地よい音」に耳を澄ませてみましょう。
やり方
最も簡単なのは、YouTubeや音楽配信アプリなどを活用することです。
- 「ヒーリングミュージック」
- 「ソルフェジオ周波数」
- 「川のせせらぎ」
- 「鳥のさえずり」
などで検索すると、リラックス効果や浄化作用があると言われる音楽や自然音がたくさん見つかります。
疲れた時や、心を浄化したい時にBGMとしてただ流しておくだけでOKです。
暮らしの中の浄化の音
夏の風物詩である「風鈴」の澄んだ音色も、素晴らしい浄化アイテムの一つなんです。
風が吹くたびにチリンと鳴る音に、空気が清められていくのを感じてみてください。
お気に入りのオルゴールなどがあるのならそれを聴く時間も、心を優しく整えてくれるでしょう。
大切なのは「この音を聴いていると、なんだか気持ちいいな」と感じること。
あなたの心が喜ぶ音を、ぜひ日常に取り入れてみてください。
3.【瞑想のやり方|初心者向け】3分で心を整える目的別の3つの方法
それではこれから具体的な瞑想のやり方を見ていきましょう。

「無」にならなきゃ

「集中」しなきゃ
と難しく考える必要はまったくありません。
最初はたった3分からで大丈夫。
「心のストレッチ」くらいの軽い気持ちで、ぜひ試してみてくださいね。
方法1:基本のやり方:心を落ち着かせる「呼吸瞑想」
目的
頭の中をシンプルにし、心を落ち着かせたい時に。
準備するもの(驚くほどシンプルです)
特別な道具は何もいりません。
以下のものがあれば十分です。
- 静かで安心できる場所
自室のベッドの上や、リビングの隅っこなど、「ここでならリラックスできるな」と感じる場所でOKです。 - 楽な服装
体を締め付けない部屋着やパジャマが最適です。 - (あれば)座布団やクッション
お尻の下に敷くと骨盤が安定し、良い姿勢を保ちやすくなるのでオススメです。
もちろん、椅子に座ったままでも構いません。 - タイマー
まずは「3分」など、短い時間にセットしましょう。
スマートフォンのタイマーで十分です。
簡単3ステップ!基本の呼吸瞑想
準備ができたら、さっそく始めてみましょう。
【ステップ1】楽な姿勢で座る
あぐらでも、正座でも、椅子に腰掛けるのでも、自分が一番楽だと感じる姿勢で座ります。
ポイントは、背筋を無理なくスッと伸ばすこと。
頭のてっぺんから一本の糸で、天井に優しく引っ張られているようなイメージです。
肩の力はストンと抜いて、リラックスしましょう。
手は膝の上にそっと置きます。
【ステップ2】目を閉じて、呼吸に意識を向ける
優しく目を閉じたら、まずは「ふぅーっ」と口から息を吐ききります。
そして、自分のペースで自然な呼吸を繰り返しましょう。
この時、ただ「呼吸している自分」に意識を向けます。
- 息を吸うと、お腹や胸が膨らむ感覚
- 息を吐くと、お腹や胸がしぼんでいく感覚
- 鼻の入り口を空気が通っていく感覚
どれか一つで良いので、その感覚をぼーっと追いかけてみてください。
【ステップ3】浮かんでくる考えは「そのまま」に
瞑想をしていると、

「今日の夕飯、何にしようかな…」

「あの仕事、ちゃんと終わるかな?」
といった考え(雑念)が必ず浮かんできます。
ここで、一番大切なことをお伝えしますね。
雑念が浮かんできても、絶対に自分を責めないでください。

「ダメだ、集中できてない!」
と思う必要は全くありません。
浮かんでくる考えは、空に流れる雲のようなもの。
「あ、今、雲がふわふわ流れてるな」とただ眺めるように、
「あ、今、仕事のこと考えてるな」と、ただ気づくだけで100点満点です。
そして、その考えを追いかけるのをやめて、またそっと意識を「呼吸」に戻してあげます。
これを繰り返しているうちに、タイマーが鳴るはずです。
タイマーが鳴ったら、すぐに立ち上がらず、ゆっくりと目を開けて、
瞑想が終わった後の静かな心の感覚を少しだけ味わってみましょう。
瞑想を続けるための、ちょっとしたコツ
YouTubeや専用アプリには、音声で瞑想をリードしてくれる「ガイド付き瞑想」がたくさんあります。
最初は誰かに案内してもらう方が、心地よく集中できるかもしれません。
① 時間と場所を決めてみる
「朝起きたらすぐ」「夜寝る前にベッドの上で」など、生活のルーティーンに組み込むと続けやすくなります。
② 完璧を目指さない
「今日は1分だけ」でも、できた自分をたくさん褒めてあげましょう。
「やらなきゃ」と義務に感じたら思い切ってお休みするのも大切です。
③ ガイド付き瞑想を使ってみる
↓↓↓こちらの動画がわかりやすかったですね。
↓↓↓関連記事にも紹介していました。よかったらこちらも読んでみてください。
方法2:寝ながらできる:体の緊張をほぐす「ボディスキャン瞑想」
目的
体の緊張や疲れに気づき、リラックスしたい時に。
準備
呼吸瞑想と同じで特別なものは必要ありません。
やり方
仰向けに寝て、意識を足先から頭のてっぺんまで、ゆっくりと移動させていきます。
- 「足の裏はどんな感じ?」
- 「お腹は温かい?」
と、各パーツの状態をただ観察するだけです。
↓↓↓こちらの動画が参考になります。
方法3:自己肯定感を高める:「慈悲の瞑想」で心を満たす
目的
自分や他人に対して、優しい気持ちになりたい時に。
準備
特にこれといった特別なものは必要ありません。
呼吸瞑想の準備を御覧ください。
やり方
静かに座り心の中で
- 「私が幸せでありますように」
- 「私の周りの人が幸せでありますように」
といった、温かい言葉をひたすら繰り返します。
↓↓↓こちらの動画が説明が上手でした。ご参考にどうぞ。
【まとめ】【初心者向け】瞑想のやり方と浄化の方法|自宅でできる心のデトックス習慣
今回は、ご自宅で手軽にできる「心のデトックス習慣」として、
- 心のホコリを払う「浄化」の方法(塩・植物・音)
- 心をクリアにする「瞑想」の方法(簡単な呼吸瞑想ほか)
をご紹介しました。
たくさんの方法をご紹介しましたが、一度にすべてを完璧にやろうとしなくて大丈夫です。
まずは今夜、お風呂にひとつまみの粗塩を入れてみる。
寝る前に、たった3分だけ目を閉じて自分の呼吸を感じてみる。
そんな風に、あなたが「これならできそう」「心地よいな」と感じるものからぜひ気軽な気持ちで試してみてください。
瞑想や浄化は、何か特別な儀式というわけではありません。
それは、忙しい毎日の中で、ほんの少しだけ「自分自身を大切にする時間」を持つということです。
この静かでクリアな時間を習慣にしていくと、日々の喧騒にかき消されがちだった、あなたの心の奥にある本当の声が聞こえやすくなってきますよ。
それはまるで、ホコリを拭き清めたことで、あなたが進むべき方向を示す「心のコンパス(自分軸)」が、本来の輝きを取り戻していくようなものです。
この記事を読んで、あなたの心が少しでも軽くなったのなら、嬉しく思います。
そして、自分らしい穏やかな毎日を送るためのささやかなきっかけになれたとしたら、この記事にも本当に意味があったのだと感じられます。
あなたの毎日が、より心地よく輝くものになることを心から願っています。
それではこの辺で
ここまで読んで頂きまして誠にありがとうございました。