さて、イメージで説明するスピリチュアル用語ですが、今回は「インナーチャイルド」です。
心理学なんかでも「インナーチャイルド」って言葉使うことありますよね。
でも、なんだかこれもわかるようなわからないようなでは有りませんかね。
そんな訳で、今回もこの言葉について頭の中でイメージが持てるようにたとえ話をつかってせつめいしてまいります。
どうぞ、最後まで読んでみてくださいませ。
インナーチャイルドを一言で表すと、、、
「インナーチャイルド」とは、ひと言で言うと**「あなたの心の中に今も住んでいる、小さな『子どもの頃のあなた』自身」**のことなのです。
大人になった今でも、あなたの心の中には、子どもの頃に感じた「嬉しかったこと」「楽しかったこと」、そして「悲しかったこと」「寂しかったこと」「我慢したこと」を全部覚えている、もう一人の自分がいるんですね。
特に、子どもの頃に満たされなかった「本当はこうしてほしかった…」という思いが、大人のあなたの今の行動や感情に、無意識のうちに影響を与えていることがありますよ。
それではたとえ話開始です。
心の中の「開かずの子供部屋」で例えてみよう！ 🏠
あなたの心を、一軒の大きな家だと想像してください。 大人のあなたは、普段、仕事や勉強をする「書斎」や、人と交流する「リビング」で過ごしています。
でも、その家の中には、使われなくなった**「子供部屋」**があります。そこには、子どもの頃のあなた（インナーチャイルド）が一人でいます。
インナーチャイルドが癒されていない状態 普段、あなたはその部屋の存在を忘れています。でも、部屋の中の小さなあなたが「寂しいよー！」「こっちを見てよー！」と、ドアをドンドン叩いたり、大声で泣いたりすることがあります。 それが、大人のあなたが「なぜか分からないけど急に悲しくなる」「理由もなくイライラする」「人から嫌われるのが異常に怖い」といった形で現れるのです。
インナーチャイルドを癒すとは？ それは、あなたがその「開かずの子供部屋」のドアを優しく開けて、中にいる小さなあなたに「どうしたの？」「ずっと一人で寂しかったね」と、声をかけてあげることです。
ずっと背負っている「古いリュックサック」で例えてみよう！ 🎒
もう一つ、あなたが人生というハイキングをしていると考えてみましょう。 あなたは背中にリュックサックを背負っています。
大人のあなたは、リュックに「仕事の道具」や「家族への責任」など、今必要なものを入れています。 でも、そのリュックの一番底には、子どもの頃に入れたものが、そのまま残っています。
- 楽しかった思い出の「ビー玉」（＝ポジティブな記憶）
- 我慢した時に握りしめた「小石」（＝悲しい記憶）
- 親に怒られるのが怖くて隠した「泥だらけの手袋」（＝怖かった記憶）
これがインナーチャイルドです。 ハイキング中、リュックが「なんだかずっと重たいな…」「時々、背中で小石がゴロゴロして痛いな…」と感じること。それが、生きづらさの正体だったりします。
インナーチャイルドを癒すとは？ 一度ハイキングの途中で立ち止まり、リュックをゆっくり下ろしてみることです。 中身を全部出して、「そっか、こんなに重たい小石をずっと背負ってたんだね」「もうこの手袋は持っていなくていいんだよ」と、今の自分が気づいて、整理してあげることです。
どうすればインナーチャイルドと仲良くなれる？
難しく考える必要はありません。まずは、自分の中に小さな子がいることを意識してみましょう。
- 心がザワザワしたり、悲しくなったりしたら、「どうしたの？」「何が嫌だった？」と、自分自身に優しく問いかけてみてください。
- 子どもの頃にやりたかったけど我慢したこと（例：好きなキャラクターのグッズを買う、お菓子を好きなだけ食べる、思い切り遊ぶ）を、今の大人のあなたが叶えてあげるのも、素晴らしい癒しになりますよ。
