海の魚は塩水で洗わないといけないと思ってる方も多い。
お客様の中には「海に住んでいた魚は塩水で洗わないと味が落ちる」って思っている方も意外に多かった気がします。
何となくわかる気もします。
実際に魚の皮膚ってか皮ですね。
これに水道水を掛けると白っぽくなります。
特にウロコを取り除いた後とかにはね。
これって見た限りはなんか鮮度が落ちたみたいに見えます。
そして、そうなった状態の魚を今度は塩水に入れてやると
みるみるうちに元の光沢が戻ってくるんです。
これだけ見れば塩水は魚に取っていいものなんだなぁって思います。
けれども、海には腸炎ビブリオ菌という菌がいて海水の中を泳ぐ魚にもついていたりします。
これが付いたまま刺身とかで食べてしまうと食中毒とかになってしまうのです。
ただ、この腸炎ビブリオ菌ってのは弱点があってですね。
真水に弱い。
水道水で洗ってしまうと無くなってしまいます。
水道水で洗うだけで殺菌が出来てしまうのです。
だからね。海に住んでいた魚はまづ、水道水で洗います。
そして、エラや内臓にも海水は当然入ってきているので、
それら内臓等を取り出したら
水道水で洗い流さないと心配なんです。
良く洗い流したら皮に塩水をかけても大丈夫です。
家庭で食べる分には塩水は掛けないでも大丈夫です。
まあ、こういった理由から海中に住む魚も水道水で充分洗った方がいいんです。
そうすれば安心してお刺身で食べられますね。
(他の寄生虫とかは別に取り除かないといけないけどね。)
水道水で洗うと言ったってじゃぶじゃぶしたまま何十分も洗っていたら
それはどんなお魚でも傷んできます。
さっとでいいので水道水が全体に掛かる様に洗いましょう!
はい、以上です~
いつも読んでくださいましてありがとうございます。
嬉しい楽しいついてます。
感謝。
泉水善光